“革命的ショッピング体験を” プリモ株式会社

[ PRIMO Japanese ]
 
新たなショッピングサービス「プリモ」を提供するプリモ株式会社。
今回は、代表するフィリップス・アバサさんのオフィスへ訪問。
カフェをイメージしたフランクな雰囲気のオフィスで、様々なお話を聞きました。
 
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プリモ株式会社
東京都渋谷区神宮前六丁目16番13号 NAIAS神宮前5階

大きなチョークアートが目を引く、カフェスタイルのオフィスデザイン

ー広々とした空間に赤白の椅子やチョークアートなどがあり、カフェのようなオフィスですね。“カフェっぽくしよう”という狙いがあるのでしょうか?
 
以前はシェアオフィスを8年間ほど使っていたんです。
シェアオフィスって大体こんな雰囲気ですから、それに慣れていて自分の中では当たり前のスタイルなんですよね。
だから自分でオフィスを構えるときも、こういう風にしようって決めていました。
 
 
キャットストリートのほど近くにあるビル「NAIAS神宮前」に入居
 
区切りがある普通のオフィスよりも、こうしたオープンな空間のほうに馴染みがあるんです。
その中で、ひとつ工夫したのは「フォンブース」の設置です、音が漏れないので電話するときに使います。
 
ボードの裏側に電話用の防音スペースを設置
ボードの裏側に電話用の防音スペースを設置
 
ー1番目を引くのは大きなチョークアートですね。
 
「プリモ」という新しい自社サービスの紹介も兼ねて作ったものです。
これは、TAM’S WORKSという女性のアーティストに依頼したんです、オフィス全体のチョークアートを4日間ほどで作ってくれました。
 
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自社の新サービス「プリモ」の紹介チョークアート
 
ー窓際には大きな椅子を設置したスペースがありますが、これは…?
 
このスペースではPodcastの収録や、YouTube動画の撮影を行なっています。
主に身近なスタートアップ企業の紹介や、フィンテックの話をしたりとか。
アジアに興味がある海外企業も多いので、英語で喋って海外向けに作っていますね。
 
窓際からの眺めはかなり良好!
窓際からの眺めはかなり良好!

“レジをなくす”ということを考えた ー 新サービス「プリモ」の魅力とは

 
ーオフィスも新しくなって心機一転、現在は新しいサービスをスタートさせているんですよね。
 
はい。社名にもなっている「プリモ(PRIMO)」という新しいショッピングサービスを開発しました。
元々は、日本法人を持っていない海外企業向けの決済サービス「シフト(Shyft)」を運営していました。
そこから「ペガペイ(Pegapay)」というビットコイン関連のサービスを作ったり。
そうしていく中で、“新たなショッピングのかたち”についてアイデアができてきたんです。
 
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QRコードを模した「プリモ」のロゴマーク
 
ー「プリモ」は一体どのようなサービスなのですか?
 
広告やカタログに「プリモタグ」というQRコードを付けて、それをスマートフォンのアプリで読み取ることで、ユーザーが商品を簡単に購入できるようにサポートするサービスです。
 
ーなるほど。商品コードを読み取って別のECサイトへ飛ばすということでしょうか?
 
いえ。プリモにある商品は、そのまま購入できます。
つまり、購入者は一度プリモに登録しておけば、毎回別々のECサイトに登録したりする必要がないんです。
 
ーそれは便利ですね! ちなみに商品はどこから届くのでしょうか。
 
例えばAmazonは彼ら自身で商品を確保した倉庫を持っていますが、プリモは加盟してくれているメーカーさんから直接発送される仕組みです。
今どきはどのメーカーさんもECの土台を持っていて、発送の仕組みも出来上がっているのでそこにお願いする形です。
 
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代表取締役のフィリップスさん、アメリカ出身
 
ープリモはどんな商品に使えるのですか?
 
どんなものでもOKです。
日用品や手作りの雑貨でも音楽CDでも、そして小さな加盟店から大手企業まで対応しています。
今までのショッピングはネットで商品を探すか、お店に足を運ばないといけなかったんです。
 
でも、プリモならカタログに付いているタグを読み取るだけで購入できる。
例えば、カフェでおしゃれな家具を見つけて、そこにプリモタグが付いていれば自分も同じものを簡単に購入できるんです。
 
Bang and Olufsenのスピーカーもプリモで購入できます
Bang and Olufsenのスピーカーもプリモタグから購入できます
 
ープリモタグはどんなところに設置されるんですか?
 
カタログはもちろん、商品にステッカーとして貼り付けたりもできます。
他には、YouTube動画にタグを画像で表示すれば、それを読み取ることも可能です。
テレビも同様ですね。あらゆる場面で誰でも使えるんです。
 
ー販売側にとっても嬉しいですね。それにネットショッピングよりもさらにスピーディー。
 
新しいショッピング体験を提供したいんです。
例えば大型の家具店だと、ビル・ゲイツでも普通の大学生でも同じ買い物の仕方になります。
リストを作って自分で商品を取って、レジに並んで支払いを済ませ、その後さらに配送の行列に並ばなければいけない。
 
ー確かに、時間と手間がかなりかかりますよね。
 
でもプリモならタグを読み取るだけで決済と配送まで手配できて、買い物が完了できる。
つまりレジに並ぶ必要がない。
プリモは、“レジをなくす”ということをテーマにして開発したんです。
 
primo-11 (1) 仕事が終わったら仲間とパーティーを開く空間に

誰もがマイケル・ジャクソンになれる!?

ープリモは個人の販売者でも加盟できるのでしょうか。
 
もちろんOKです。法人・個人は問いません。
それにランニングコストもゼロです。
販売手数料が10%ほどかかりますが、それ以外に必要な費用はありません。
 
ー誰でも気軽にショップオーナーになれるのは良いですね。
 
最近だと、個人でバッグなどを作っている人がプリモを利用し始めてくれているんですが、その人はECサイト利用の経験が無いんです。
Facebookを通じてお客さんとメッセージをやり取りして販売していたそうなんですが、そんな人にとってもプリモは簡単で使いやすいと好評です。
 
インタビューはPodcast用の撮影スペースで行いました。
インタビューはPodcast用の撮影スペースで行いました
 
ーちなみに管理画面などを拝見しても良いですか。
 
どうぞ。
プリモのバックエンドでは、商品登録をすると自動でプリモタグを生成してくれます。
これを色んなところに貼ったり映したりするわけですね。
 
また、売上確認など基本的な機能のほかにも、便利な機能が詰まっています。
例えばプリモタグが読み取られた回数、現在ユーザーのカートに入っている商品の数など、独自のデータを参照することができます。
これはマーケティング戦略を考えるときにとても役立ちます。
 
ーデータのグラフなども自動生成されるのは便利ですね。
 
Google Analyticsのような感覚で使えます。
他にも、商品の在庫設定や、税率までも商品ごとに細かく設定できるようになっています。
これらは海外向けに展開したいときに便利です。
 
ーバックエンドの充実ぶりが素晴らしいですね、サービスの開発スキルがかなり高いように感じます。
 
おかげさまで良いチームメンバーに恵まれています。
メンバーには、色んな国の人がいるんですが、それは国ごとに買い物の文化や習慣が異なっているので、色んなパターンをカバーするためなんです。
国によっては製品ごとに税率が変わる場合もありますから、そうした細かな部分まで対応できるようになっています。
 
プリモの管理画面では詳細なデータまでチェック可能
プリモの管理画面では詳細なデータまでチェック可能
 
ープリモを運営していて困っていることなどはありますか?
 
これから新機能を付けたいんですが、開発に時間がかかるので困っていますね。
 
ーどんな機能を?
 
それは秘密です(笑) かつてない機能を考えているので、楽しみにしていて欲しいです。
 
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友人たちとの会話から新しいアイデアが生まれることも
 
ーあえて少し前の技術であるQRコードを使う仕組みはユニークですね。
 
現在だとFelicaとかARとか、みんな未来的なシステムを率先して作ろうとしています。
でも、その一歩二歩前のQRを利用したところが、プリモの特徴になっています。
以前にプリモと似たようなサービスが他にもあったんです。
商品のバーコードをスキャンしてECサイトへアクセスさせるだけのものですが、それをさらに快適にさせるためにプリモはスキャンするだけで即購入できるようにしたんです。
 
ー多くの日本人にとってもQRは馴染みがあると思うので、サービスの広がりもすぐに加速できそうです。最後に、読者にお伝えしたいことなどあれば教えてください。
 
YouTubeに、マイケル・ジャクソンがラスベガスで買い物をしている動画があるのですが、「これが欲しい、あとこれとこれも。」って言うだけで、店を出て行くんです。
とてもリッチな買い物の仕方ですよね。
でも、プリモなら誰でもこんなショッピング体験を実現できるんです、スゴイことだと思いませんか? 
今までよりも、買い物がもっと楽しくなりますよ。
 
プリモのPR用キャップを着用してくださいました!
プリモのPR用キャップを着用してくださいました!
 
Editor's Note
アメリカ出身のフィリップスさんが選んだオフィスは、彼の人柄を表すようなオープンで明るい場所でした。
デスクを詰め込むのではなく、あえて広々としたスペースを作ることで、自由な発想を生み出す空間として作用しているようです。
これから躍進していくであろう新サービス「プリモ」についても、今からチェックしておきましょう。
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yasuyuki sugawara
神奈川県横浜市生まれ。Web制作会社で編集・ディレクターを経てフリーライターへ転身。2013年から、インディー音楽Webマガジン「P.S.magazine」を運営。Webと音楽には強いです。